股関節の柔軟性〜可動角度を増やそうとしていたら気をつけて⚠️

股関節周辺の筋肉の状態と機能性はウィメンズケアでとても大切にしていますが、股関節と聞くと「柔らかくしたい…」と頭に浮かぶ方がいらっしゃるのではないかと思います。

実際に、今までそのようにずっと希望を抱いてさまざまなワークをし続けた結果、股関節を痛め体の構造を崩してしまってウィメンズケアに辿り着いた方も多いのです。

股関節は柔軟で機能的に動かせていたいけれども、動く角度を意識的に広げようとするのは故障の元となるから要注意なのです。

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股関節とその可動域はどうなっているか

骨盤と大腿骨 Photo by Adobe Stock

股関節は、お椀の形をした骨盤のソケット(寛骨臼)にボールの形をした大腿骨の骨頭がスポッとハマっている場所です。

さまざまな方向に動かしたり、体重や動きの衝撃を受け止められるように、筋肉・腱・軟骨などがしっかりと付いています。なので、内側に寄せる・回す、外へ広げる・回す、前に曲げる・後ろへ引くという多方面への動きができるのです。

体重を支える・体を動かすということを担っていますが、ウィメンズケアでは女性の身体構造を支える場所でもあるので、よく位置の調整・柔軟性と機能UPケアをしているところです。

柔らかくしようとする…そこに伴う困ったこと

股関節がさまざまに動くことを説明しましたが、股関節のエクササイズやワークもあります。

そのデモンストレーションや写真を見ると、とても柔らかい女性でしなやかな姿や、反対にとても硬そうで眉間に皺をよせている男性をよく見るように感じます…(男女はいろいろですが)

こういったことから

「股関節がぐるんぐるん動いて、動く可動域も広いのが良い」

というイメージがついているように感じます。

股関節の可動域は、骨盤の形状・大腿骨の形状・腱や軟骨の状態・筋肉の状態によって人それぞれ違います。

確かに、柔軟性がある方がやりやすいワークがありますが、そのワークができるために無理に関節の可動域を広げる=柔軟性を高めることと思って、ワークを行うと「ケガ」に繋がりやすくなります。

その前段階の、ハマりが悪い・カクッと鳴る・緩んでしまう・余計硬くなる・腰がキツくなる…なんて不具合が起きます。ケガがずっと定着して姿勢・歩行・就寝時まで影響してしまうこともあるので注意したいところ。

どんなことも、自分の状況に合わせることが必要です。

股関節の柔軟性を高めるとは

股関節の柔軟性を高めるということは、

  • 股関節を動かしても「ひっかかり」がないということ
  • 一方方向が得意で反対が動かしづらくないということ
  • この場所と胴体の関係性が良いということ

と表現できます。

こんなふうに股関節の状況が良いと

姿勢
体の空間構造
骨盤内の血流
下半身の血流
基礎代謝

こんな良いことばかり。

女性の体にとって必要な要素が多いのです。

股関節の引っ掛かりを解消するマッサージ

股関節が楽になるマッサージをご紹介します。

ひっかかりが起きない股関節になるためには、股関節に関連している太もものマッサージがおすすめです!

張っている太もももスッキリするので、是非デイリーケアに取り入れてみてください。

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